AWS SAA の re:Invent 現地受験
AWS re:Invent 2018 で AWS Solution Architect - Associate の現地受験をしたのでその雰囲気レポートです。
随分前の話ですが re:Invent 2019 が始まる前なのでセーフです。完全に記憶から消えるまでに書き残しておきます。向こうで受験する人の参考になれば幸いです。
経緯
私の会社には海外カンファレンス参加制度があって推薦 (自薦他薦問わず) と上の人達の承認が得られれば参加することができます。re:Invent に関しては (とてもありがたいことに) 同僚からの他薦だったのですが、個人的に AWS の知識がほとんどなかったため折角行くなら最大限吸収できるように勉強しよう、と思い受験することにしました。(あと Certification を取得しておくと当日に Certification 保持者向けのグッズが貰えるというのも大きな理由ですねw)
当然日本で受けられるならそっちにしたのですが、受けると決めたのがカンファレンス当日 1 週間前で時間もなかったので余裕をもたせて現地受験にしました。
現地受験
現地受験のフローを簡単に説明します。
申し込み
公式の Certification 申し込みページから申し込みます。手順は他の試験と同じだと思います。会場に re:Invent 専用会場を選択するところだけ注意してください。日程は選択式なので都合のいいところを選びます。
会場入り
試験時間が近づいてきたら会場入りしましょう。カンファレンス会場であるホテル (2018 は Venetian) がかなり広いので、空いてる時間に下見をしておくと良いです。私のときは試験会場が Keynote 会場出た広いホールの 1 階通路の暗がりにありました。毎年ここなんですかね。
旗とスタッフの方が入り口に立っているので目に入ればわかると思います。あと「静かにしろ!!!!!」の看板とともに、かなり大きい黄色のパトランプが置いてあってわかりやすかったです。
写真は撮り忘れました。
受付・待機
入って受付に行くと身分証明書の提示を要求されます。試験の注意事項に 2 種類持参するように書いてあるのですが、私はパスポートだけを出した記憶があります。おそらく re:Invent の写真入り ID を首からぶら下げているので、それでもう 1 つは満たされたのだと思います (とはいえ念の為 2 種類持っていったほうが安全です)。
受付を済ませると席の番号札と、こんな感じの受験上の注意が配られます。あとはこれを読みながら円卓で待機します。みんなめっちゃ静かでした。
入場
時間になるとスタッフの人がみんなを試験用の部屋に案内してくれます。上述の紙を読んでる前提なので部屋に入ったら何の説明もなく放置されます。落ち着いて荷物を棚に入れて自分の番号の席に向かいましょう。
席はめちゃくちゃ座りにくいです。足のスネくらいまでのテーブルクロスが引いてある長机と、玉座みたいな椅子があるのでそれに腰を下ろします。椅子を引くと隣のテーブルクロスが突っ張って座ってる人を押し出す感じになるんですよね。ちなみに機材は 24-inch くらいのモニターとマウスとキーボードです。
試験開始
自分の力を頼りに解きます。
完全入れ替え制ではないのか 30 分くらい経ったあと数人の集団が入ってきたので気が散りました。あと、位置の関係で斜め前に座った人の顔がガッツリ見えてしまって集中できなかったので、モニターに顔を近づけて無理やり見えないようにしていました。
開始直後、全員の画面が 3 分程フリーズするという事態に遭遇しましたが、カウントは減っていなかった (気がする) ので問題なかったと思います。
お疲れ様でした
解き終わったら手を上げてスタッフを呼んで退室します。
採点結果がその場で出るという話を耳にしたことがあったので、結果について聞いたところ「後日連絡するわ」とだけ言われて期間中に来るかどうか内心ビクビクしていました (期間中に結果が来ないと Certification ラウンジに入れない == グッズがもらえない)。結局、結果はその日の夜に届きました。
おめでとうございます
合格したら Certification ラウンジに行ってグッズをもらいます。ちょっとボロいデザインの帽子がおしゃれで気に入っています。バイナリ T シャツも好きです。
ID にもシールを貼ってもらえます。
試験勉強
一応試験対策についても書いておきます。
- まず本を読む
模擬試験を受ける
- テストに近い問題を見るのが一番いい
- 2018/02 に改定されたので、それに対応した模擬試験が役に立った
- 理解してないところが洗い出される
- 2,160 JPY
- 本読んだあと受験
- テストに近い問題を見るのが一番いい
Black Belt 読む
- 理解できてなかった点を補完
- 飛行機の中とかで読む
これをやっていれば大体合格できると思います (多分他のサイトでも同じようなことが書かれてます)。加えてナウいサービスをいくつか Black Belt で目を通しておけばもっと確率は上がるでしょう。
まとめ
現地受験は緊張しましたが、なんとか受けてくることができました。
とはいえ日本の方がリラックスして受けられると思うので、スケジュールが空いている人は日本で受けるのが良いと思います。